モラハラ加害者になってしまった原因は生い立ちにある

モラハラ加害生い立ち
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こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu2)です。

自分がなぜモラハラ加害者になってしまったか、自分の人生の振り返りをすることはとても大切です。

なぜならモラハラ加害者の方の大きな怒りは、過去に抑圧してきた怒りが溜まりに溜まって現在に至っていることが多いからです。

この記事では【自分がモラハラ加害者になってしまった原因は生い立ちにある】ことについて詳しく解説しました。

最後まで是非読んで下さいね!

目次

モラハラ加害者になりやすい生い立ちとは

体罰があった家庭

体罰と言いますと軽く聞こえますが、子どもに対しての体罰は身体的虐待です。

子供が言う事を聞かなかったり何か失敗した時に軽くでも手や頭や顔やおしりを叩いたり、

どこか狭いところに閉じ込めたり、体を縛ったりする行為は身体的虐待です。

これらを行われて育った子供は、不安感や恐怖感を植え付けられトラウマになり、心に怒りを抱えます。

そして子供は親をモデルにして人間関係を構築するので「相手が言う事を聞かなかったら他人に暴力を振るってもいいのだ」と暴力を肯定するようになります。

男尊女卑な家庭

子どもは親を見て「家庭というものは普通こういうかんじなんだ」とロールモデルを学ぶので

男尊女卑な家庭で育つと大人になって男の子は加害者に、女の子は被害者になりやすいです。

(もちろん男女逆パターンもあります)

男尊女卑家庭で育つと上下関係で人間関係を考えてしまったり、女性を見下すようになります。

男尊女卑はモラハラ加害の根っことなる悪習慣です。

脅しや否定があった家庭

「おこづかいはなし」「スマホを取り上げる」「今度のお出かけはいかない」などと言う事を聞かせようと脅したり、

「どうせあんたには出来ないでしょ」「これが出来ても社会の役にたたない」「これ美味しくない」

など否定的な言葉ばかり投げかけられて育った子供は、

他人を信用しなくなり、自分の意見が通らない時に他人を脅すようになります。

「自分には出来ない」と加害の原因である劣等感がどんどん大きくなり、それを解消するために加害行為に繋がります。

無駄に厳しい家庭

子供が甘えることが出来ず常に緊張しているような家庭です。

家庭は子供にとって安心できる安らげる場所であるべきで、

「甘やかしたらろくな大人にならない」と厳しいルールを押し付けたり

「こんなことで泣くな!」と感情を押さえつけるように強制されると、

大人になって他人に優しくなれず厳しく当たってしまったり

「こんなこともできないのか」と馬鹿にしたりする加害行為に繋がります。

子どもの選択に口を出す過干渉な家庭

子供の人間関係や、見た目や服装、進路や職業選択などの大きいことから、

日々のお菓子を何を買うとか外食は何食べるとか子供の選択に口を出す、

「絶対にこうした方がいいから」と子供の意見を聞かず親の意見や価値観を押し付けられる家庭で育った子供は

自分の意見を殺す結果になるので自分の選択に自信が持てなくなり、それが無力感や無価値感になり、

それらが怒りや劣等感になり加害行為に繋がります。

子供にケアを求める家庭

子どもの話を聞いてあげてり感情を受け止めてあげたり必要なケアを行わず、

逆に親の愚痴や悩みを子供に聞かせたりして家庭での役割が逆転している家庭で育つと、

大人になったら自分で自分のケアを出来ずセルフネグレクトをするようになったり、

自分のケアを必要以上に他人に求めて子供時代に得られなかった分取り返そうとするようになり、

それがか加害行為に繋がります。

差別が酷い家庭

「〇〇ちゃんのお母さんは水商売だから遊んではいけません」「〇〇君のお父さんはパイロットなんですって、仲よくしたら?」などと親の口から偏見や差別が溢れていたり、

「お兄ちゃんは良くできるのにそれに比べてあんたは…」「なんで妹みたいに出来ないの?」

などきょうだいで待遇を差別する家庭で育つと、

不適切な差別や偏見が心に植え付けられてしてしまったり、

自分が差別されたりされているところを見ていたことで

大人になって「自分は絶対に下の立場になりたくない」と上下関係の上に立とうとします。

好きじゃないことを強要させる家庭

やりたくもないのに勉強を無理なペースで強制的にさせられたり、

「お前は大きくなったら弁護士になるんだ」「サッカー選手になってほしい」

と親が叶えられなかったことを代わりに子供に成し遂げてもらおうと強制させられている家庭で育つと、

自分のやりたいことや感情が分からなくなり、劣等感や怒りを抱える原因になります。

モラハラ加害者の原因は虐待や不適切養育

今説明した

体罰があった家庭

男尊女卑な家庭

脅しや否定があった家庭脅しや否定があった家庭

無駄に厳しい家庭

子どもの選択に口を出す過干渉な家庭

子供にケアを求める家庭

差別が酷い家庭

好きじゃないことを強要させる家庭

これらは不適切養育と言います。(体罰は虐待です)

例え殴る蹴るのような虐待はされていなくても親からの関りがこのような不適切なものであると、

子どもは心に大きな傷を負ってしまい、その傷がモラハラ加害をしてしまう原因になっています。

この心の傷を自覚しないと自分で手当することも出来ないですし、

この傷を埋めるために加害行為をしてしまっているので無自覚に他人に傷を与えてしまいます。

自分の生い立ちを振り返り、

「このようなことを親からされてきて嫌だったけど、それによって強くなれたから感謝している」

親から受けた不適切養育を正当化していたら注意が必要です。

なぜなら自分が受けた暴力を正当化してしまっていると、

それを「自分は有難かったから」「こんなこと大したことない」などと考えて、

他人に同じような暴力を振るってしまうことに抵抗がなくなってしまうからです。

「自分はこのようなことをされて傷ついたな」

「あのようなことを親は自分にするべきではなかった」

しっかりと親からの不適切養育の被害を自覚することで

「では絶対に他人にしないようにしよう」と加害行為を辞めることが出来ます。

中々生い立ちを振り返り、親の暴力を認めることは骨が折れる作業です。

まず人は自分の家庭しか知らないので、されてきたことが不適切養育なのか中々分からないと思います。

カウンセリングで一緒に探し出し自覚して加害行為を辞めるお手伝いをすることが出来ますので、

是非自分の加害性にお悩みの方はカウンセリングにいらっしゃってください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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